交点計算で「X」と「Y」に入れる方向角にルールはあるのか?
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これも非常によく頂く質問です。
交点計算で、メモリの「X」と「Y」に入れる方向角は、横がXで縦がYですか?
この質問がくる背景には、複素数のテキストにおいて、「横(っぽい)向きの方向角をXに」「縦(っぽい)向きの方向角をYに」入れることが多いからだと思うのですが、
ハッキリ言いまして、そんなルールはありません。
縦とか横とかは何も関係がありません。
「X」「Y」というのは、単に方向角をストアするメモリ名であるだけで、どちらの方向角をどちらに入れても構いません。
大事なのは、方向角をどちらのメモリに入れるかではなく、方向角と点名の組み合わせを間違えないことです。
例えば、以下のような交点計算であれば、「AX-BY」から計算を始めることになります。
もし、メモリの「X」と「Y」を逆にしたときは、「BX-AY」から計算を始めることになります。
つまり、方向角「X」の直線上の点から計算を始める、ということです。
(Yから計算すること可能ではありますが、そのときは(Y-X)で割る必要があり、間違える可能性が高くなるのでお勧めしません)
メモリの「X」と「Y」を入れ替えても、組合せを間違えなければ、最終的に求められる座標値は同じになります。
ご参考まで!